- あすなろファーミングは25年間、農薬・化学肥料不使用のリサイクル農業で育てた牧草を主飼料にする酪農場です。
- 牛のストレスを減らす放牧とアニマルウエルフェア認証で「動物に優しい」牛づくりを実践しています。
- 低温殺菌(約63〜65℃で30分)・ノンホモの牛乳は風味が良く、家庭で乳製品を手作りしやすいのが特徴です。
- 季節ごとに変わる牧草の香りや味が乳製品に反映されるため、味わいの違いを楽しめます。
導入:食事を重視する歯科医が注目する、本物の乳製品とは
私たちgeefeeチームは、日々の食事が口腔だけでなく体全体の健康につながると考えています。瀧川歯科の久野淳先生のように、食事を重視する立場から見ても、原料や飼育環境にこだわった乳製品は気になる存在です。今回は十勝清水町のあすなろファーミングがつくる牛乳と乳製品の特徴、家庭での楽しみ方、購入時のポイントまで詳しくご紹介します。私たちが実際に試してみたところ、風味の違いがはっきり分かり、特にクリームラインには感動しました。
あすなろファーミングとは?理念と取り組み
25年の無農薬・無化学肥料のリサイクル農業
代表の村上勇治さんは、土づくり・草づくり・牛づくりを徹底し、「安心・安全な商品を消費者に届ける」を掲げて25年にわたって農薬や化学肥料を使わないリサイクル農業を続けています。自分たちで育てた無農薬の牧草を主飼料にすることで、飼料の95%を自給している点は非常に珍しく、しかもすべて北海道産というこだわりです。
飼料は「人が食べても安全なもの」を基準に
村上さんは牧草や飼料を実際に自分で食べて確認するという徹底ぶりです。消費者の視点に立ち、牛に与えるものの安全性を自ら体験して確かめる姿勢は信頼につながります。
牛の暮らしとアニマルウエルフェア:なぜ味に差が出るのか
あすなろファーミングは、家畜の飼育環境に配慮するアニマルウエルフェアの認証を受けています。アニマルウエルフェアで大切にされる「5つの自由」は以下の通りです:
- 空腹と渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛みや傷、病気からの自由
- 正常な行動を発現する自由
- 恐怖や苦悩からの自由
ストレスの少ない環境で健康に育った牛からは、乳質も安定しやすく、風味に深みが出ます。私たちが訪れた際にも、のびのびとした牛たちの様子が印象的で、それが味に反映されていると感じました。
低温殺菌・ノンホモ牛乳の特徴と家庭での楽しみ方
低温殺菌とノンホモとは何が違うのか
あすなろ牛乳は約63〜65℃で30分という低温殺菌を行い、ホモジナイズ(脂肪球を壊す処理)をしていないノンホモ牛乳です。一般的な高温短時間殺菌(72℃で15秒など)と比べると、熱による風味や一部栄養素への影響が少なく、独特のコクや香りが残りやすいのが特徴です。さらにノンホモのために表面にクリームラインができ、見た目からも“フレッシュさ”を感じられます。
家庭での使い方・手作りの楽しみ
低温殺菌・ノンホモの牛乳は、バターやチーズ、ヨーグルト作りに向いています。私たちが自宅で牛乳からバターを作ってみたところ、風味豊かな出来上がりになり、市販品とは違う満足感がありました。手作りヨーグルトにすると朝食が特別になり、子どもも喜んで食べていました。
保存は冷蔵庫でしっかり冷やし、開封後はできるだけ早めに使うのが美味しく楽しむコツです。
購入時のチェックポイントと注意点
- ラベルで「低温殺菌」「ノンホモ」「無農薬飼料」「純国産」などの表記を確認しましょう。
- 小規模生産のため季節や入荷量で味や供給が変わることがあります。季節ごとの風味の違いも楽しみの一つです。
- 乳アレルギーや重度の免疫抑制状態にある方は、生乳や低温処理の製品でも注意が必要です。体調や既往症がある場合は医師に相談してください。
- 価格はやや高めになることが多いですが、原料・飼育環境への投資の結果と考えると納得感があります。
まとめ
あすなろファーミングの乳製品は、土づくりから始まる一貫したこだわりと、動物福祉に配慮した牛の飼育が背景にあります。低温殺菌・ノンホモという加工方法が、風味や家庭での手作りのしやすさにつながっており、「味で季節を感じる」体験ができるのが魅力です。私たちも実際に味わってみて、いつもの牛乳とは違う深いコクや香りを楽しめました。食べものの背景を知ることで、毎日の食卓がもっと豊かになりますので、気になる方はぜひ地元の直売所やオンラインでチェックしてみてください。
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療的な診断や治療の代わりになるものではありません。アレルギー、持病、妊娠中や授乳中の飲食については、医師や専門家に相談してください。